ひみつの生徒会22
こんばんはー (*´-`*)
今日も更新の時間がやってきました!
ひみつの生徒会もあと2話で終了になります。
もう少しお付き合い頂ければ幸いです(*^o^*)



ふさふさこんばんは、ふさふさです。
ヒーロー登場!そしてイメージ的には水戸黄門\(^o^)/
小説はこれで最終です。楽しんで頂けたなら幸いです(* ´ ▽ ` *)


花愛花愛です (*´-`*)
これで私の挿絵は終了です!
でも最後の挿絵がペン入れしたらおかしくてなかなかうまくいかず、結局煤竹に頼りました( ;´Д`)




と、言うことです。ではどうぞ~(*´-`*)


*現パロ *オリキャラ有 *年齢操作有

珀 黎翔 (高3 生徒会長兼理事長)
汀 夕鈴 (新入生 会計)
李順 (生徒会顧問)
柳 方淵 (高2 副会長)
氾 水月 (高2 書記)
明玉 (新入生 夕鈴幼馴染)
几鍔 (高2)
青慎 (小6)
王 (夕鈴担任)
金 (英語の先生)
マスター (喫茶店のマスター)

第二十二回 「理事長、出番です」

 笑みを浮かべているのに、目は笑っていない為空気が凍りついたような気分になる。
 黎翔の登場に驚いた様子の金だったが、気を取り直したようにニヤリと嫌な笑みを浮かべる。

「強制わいせつ罪……いや、未遂か……」
「何を言っているのか分からんな。ただ問題のある生徒を指導していただけだが?」

 ふてぶてしく言い切る金を無視し、黎翔はずんずんとやってきて夕鈴の手を取り返す。

「珀先輩……」

 夕鈴の手首についた擦り傷を見て、体感温度が更に下がったような気がする。

「怖かったね。もう大丈夫だよ……」

 後ろに夕鈴を庇い、黎翔は金に対峙する。

22話挿絵


「試験問題の横流しに、強制わいせつ未遂。懲戒免職は免れないだろう」
「やれやれ、何を言うのかと思ったら……。そんな証拠がどこにある?」

 金はわざとらしく肩をすくめて見せるが、黎翔が「証拠ならある」と携帯を操作し、先程金が話していた事が流れるとさっと顔色を変える。

「何故それを……そ、そうだ! お前もこれをばらまかれたくなければ録音を消去してもらおうか!!」

 夕鈴への脅しに使った写真を取り出しこちらに良く見えるように向けてくるが、黎翔は顔色も変えず写真を一瞥する。

「ふん、合成写真だろう。そんなもので脅せると思ったのか? 沙汰があるまで自宅で謹慎しておけ」

 写真で脅された夕鈴は内心ショックを受けつつも、理事長らしい黎翔に見惚れていた。

「ぐっ……お前に何の権限があってそんな事を――」

 憎々しげに顔を歪ませる金は、黎翔を睨みつける。

「それはその方が理事長だからです」
「なっ……理事長だと!?」

 いつのまにか現れた李順は、眼鏡を押し上げわざとらしくため息をついた。

「ええ、まだ学生の身ですので表には私が出ております。不正にわいせつ未遂とは……覚悟しておきなさい」

 金は観念したのかがっくりと肩を落とし、力の抜けた手からヒラリと写真が落ちる。
 その写真を黎翔が拾い、ポケットに仕舞い込んだ。

「ほい、不正をしていた生徒のリストはこれだぜ」

 良く見かける怪しい用務員がリストをひらひらとさせながら、室内に入って来る。

「……用務員さん?」

 李順にリストを手渡した怪しい用務員を、黎翔の後ろから呆然と見る夕鈴。
 一気に色々な事があり、頭がついていかない。

「浩大。余計な事をしないように金を見張っておけ」

 さて、と夕鈴に向き直った黎翔は、手首の擦り傷を改めて確認し眉間にシワを寄せる。

「保健室に行こう。早く手当てをしないとね。李順、後は任せた」

 李順の返事も待たず、黎翔は保健室へと急ぐ。
 麻痺して感じなくなっていた痛みが、傷を思い出すと共に甦り、じくじくと痛み始める。

「あの、来てくれてありがとうございます……」

 黎翔と歩きながら、夕鈴は俯きがちにお礼を言う。
「いや……早く助けれなくてごめんね。こんな傷までついちゃって……」

 しょんぼりと肩を落とす黎翔に感謝しながら保健室に入ると、養護教諭の姿は見えなかった。

「まずは消毒だね。ここに座って」

 促されるまま椅子に座ると向かいに座った黎翔に手を取られ、見ていると突然手首の擦り傷に舌を這わされた。

「なっ! なにしてるんですか!?」

 予想外の行動に顔を赤く染めながら手を取り返そうとするが、びくともしない。

「なにって消毒だよ?」

 結局、抵抗むなしく金に掴まれた方を念入りに舐められ、夕鈴は色んな意味で疲れてぐったりとしていた。

「夕鈴。金に脅されていたんだろう?」

 手首に巻かれる包帯をぼんやりと見つめていたが、黎翔の声に顔をあげる。

「あの写真でしょ? 合成だってばればれなんだから無視しても良かったのに。それに、自惚れじゃなければ私を巻き込まないように別れようって言ったんだよね?」

 夕鈴は何も言えずきゅっと眉を寄せると、黎翔にクスリと笑われ「やっぱりね」と呟かれた。

「全部顔に出てるよ」

 何故ばれているのかと不思議に思ったが、そう言われて包帯を巻き終わった方の手で顔を覆った。
 無言の時が流れ、包帯を巻き終わり使ったものを片付けるような音がする。

「そ、そういえば。あの用務員さんは何者なんですか?」

 沈黙に耐えきれなくなり、ふと思い出した事を聞いてみる。

「ああ、浩大は用務員になって色々と調べてもらってるんだ。今回の不正も証拠集めをしていたんだけど、夕鈴が巻き込まれてるなんて……相談してくれれば良かったのに。でも夕鈴の性格的に無理かな?」
「……はい。珀先輩は忙しいと聞いていたので……」

 何となく責められている様な気がして俯くと、黎翔に優しく頭を撫でられた。

「次からは困った事があれば相談して……。突然別れようって言われて焦ったよ。私も余裕がなくてきついこと言ってごめんね」

 夕鈴は弾かれたように顔をあげ、ブンブンと首を振って否定する。

「私の方こそごめんなさい。珀先輩に迷惑をかけないようにって思ったのに……」

 黎翔に優しく微笑まれてドキリとする。
 どうも一緒にいるとドキドキする事が多いと思う。

「偽の恋人は別れてしまったけど、今度は本物の恋人にならない?」

 突然の爆弾発言に思考が止まり、ついで心臓がバクバクと暴れだしフッと意識を失った――
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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(非公開コメント受付中)

いやんっ、かっこいい!!
先輩、舌を這わすのはデフォですね!
ニセモノの恋人なのに別れるとかでもめてる時点でおかしいですよね〜。
ラブじゃの!←
どうなるのかなー。まぁ逃げられないよね。
まんまるこ様
コメントありがとうございます(*^o^*)

舌を這わしてますね〜。
ラブですよねラブッ(((o(*゚▽゚*)o)))

明日の更新をお待ちください(o^^o)
 


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