ひみつの生徒会21
こんばんは〜(*^o^*)
今日も更新の時間がやってきました!
今日のサブタイトルは分かる人にしかわからないものになりました\(^o^)/

どーんなピンチの時も絶対諦ーめーなーい♩

今回の二人からの一言。



花愛花愛です (*´-`*)
今回は痛い回になりました(>_<)
なかなか指が進みませんでしたが、この過程がないと先に進めませんので何とか書き切りました(o^^o)



煤竹さここんばんは、煤竹さこです(ฅ'ω'ฅ)
前回と今回は背景に合わせて描いてるので(パースがずれてても気にしないで下さい)ちょっと楽でした(´∀`)
私の挿絵は次回が最後となるので、次回はめちゃくちゃ気合入れて描くつもりでいます。つもり……(笑)



と、言うことです。ではどうぞ~(*´-`*)


*現パロ *オリキャラ有 *年齢操作有

珀 黎翔 (高3 生徒会長兼理事長)
汀 夕鈴 (新入生 会計)
李順 (生徒会顧問)
柳 方淵 (高2 副会長)
氾 水月 (高2 書記)
明玉 (新入生 夕鈴幼馴染)
几鍔 (高2)
青慎 (小6)
王 (夕鈴担任)
金 (英語の先生)
マスター (喫茶店のマスター)


第二十一回 「乙女のポリシー」

 時刻は十八時を過ぎ、先生達は職員会議に向かったようで辺りはしんと静まり返っている。人気の無い事を確認し、夕鈴は職員室のドアをそっと開けた。

「よし、誰も居ないわね」

 一人確認するように呟き、念の為外から見られないよう四つん這いで金の机まで移動する。

「どこに入ってるかしら」

 まずは机の引き出しから探してみる。きっちりと揃えられた引き出しから、金が几帳面であることがうかがえる。

「この引き出しにはないわね……綺麗に戻しておかなきゃ」

 探った引き出しを元に戻し、他の引き出しも探すが一向に見つからない。すべての引き出しを開けて見たが、写真は出てこなかった。次第に焦りを感じ始め、冷静さを欠いていた夕鈴は、後ろから人影が近づいていることには気付かなかった――

「ない、ないわ」
「そこで何をしているのかな?」

 突然背後から声を掛けられ、心臓が跳ねる。恐る恐る振り返ると金がニヤニヤしながら立っていた。

「このチャンスに探しに来るんじゃないかと思って来てみたらやっぱりな。まあ、写真をそんな所に隠すバカはいないだろう。それにこっちにもpcにも保存してある。無駄なあがきはやめるんだな」

 そう言って金は懐から例の写真を取り出し、携帯の画面を開くとそこには同じ写真が表示されていた。

「そんな……」

 夕鈴はがっくりと項垂れ、金に促され連れられてきた教室は、最初に不正の話を聞いた空き教室だった。中に入るなり夕鈴をロープで後手に縛り、猿ぐつわをすると金は職員会議に戻っていった。一人残された夕鈴は途方にくれる。どうにか逃げたいが、逃げると写真がどうなるか分からない。

21話 「乙女のポリシー」

 ふと黎翔の顔が頭に浮かぶが、頼るわけにはいかない。

(迷惑を掛けないように、偽とはいえ別れを決意したのに駄目よ)

 弱気になる自分を振り払うように頭を振り考えを巡らせる。

 しばし考えた後、縄を解くことにして手を動かしてみると思ったより緩い。手首をひねり引っ張ったり動かしたりしてみる。少し緩くなった気がするが、縛られた手を何度も繰り返し動かしていると擦れてきた手首に激痛が走った。それでも諦めず頑張っているとかなり緩くなってきて、片手なら抜けそうな程になった。

 幸い足は自由なので壁にずれていき、立ち上がってロープを切れそうなものを探してみる。必死で探していると、壊れて分解されたハサミが落ちていた。

(あ、あれならロープを切れそう)

 急ぎそれに近付き拾おうとするが、後手に縛られている為中々上手く拾えない。そんな時、何か書かれた紙の燃えカスが目に止まる。近付いて見てみるとテスト問題に答えと説明が書き込まれた模範解答用紙の燃えカスだった。

(いつもここで取引してるのかしら? これは使えそうね。それに私が抵抗しないと思って油断してるのか、携帯もそのままだわ)

 夕鈴は考えを纏めてハサミを拾うと懸命に左右に動かし続ける。しばらく繰り返すとやっとロープが切れ、急ぎ猿ぐつわを外して携帯を取り出すと黎翔に電話をかけた。

「忙しいのは分かってるけど、これだけは伝えないと……早く出て」
「夕鈴!?」

 何度目かのコールの後に慌てた様子で電話に出た黎翔に夕鈴は早口で告げる。

「珀先輩! 時間がないから黙って聞いててくださいね。金先生が不正をしてるみたいで、これから何とか聞き出そうと思うからこのまま電話を繋いでてください。出来れば録音しててくださいね」

 突然ドアからガチャガチャと音がし金が帰ってきた事が分かる。電話の向こうから「夕鈴! そこはどこだ!」と聞こえるが、もう時間がない。携帯の音量を下げ、ばれないように通話状態のまま物陰に隠した。

 金は教室に入るなり驚いた顔をしたが、落ちている切れたロープと壊れたハサミで瞬時に理解したらしい。

「頑張って解いたようだが逃げられなかったみたいだな」

 そう言い金はニヤリと笑い、ゆっくりと夕鈴に近づく。

「金先生? あの時私先生が不正をしてた会話聞いてました。ここでその受け渡ししてたんでしょう? さっきその証拠になる物も見つけましたよ。いい加減諦めて自首したらどうですか? そしてあの写真は消してください」

 驚いた様子で、一瞬ピタリと止まった金だったがニヤニヤしながら再び動き始めた。

「仮に証拠を見つけたとしても、ここから出てないんだから意味ないだろう。どうせバレないから教えてやろう。今の理事長になってから不正には厳しくなり、何人もの教師が辞めさせられたり飛ばされた。だからわざわざ人が来ないように噂を流し、ここで取引してるんだ。バレないように不要になった回答用紙もここで燃やすように決めてな。この前汀に聞かれたのは予想外だったが、弱みを握ってしまえば問題ないしな」
「やっぱり不正をしてたんですね! 真面目に勉強してる生徒達に悪いと思わないんですか! あなたなんて教師失格ですよ!!」

 思わず声を荒げる夕鈴に、全く気にしていない様子の金。

「それより不純異性交遊の写真くらいじゃまだ駄目らしいな。今度は二度と逆らう気も起きないように裸の写真を撮るか」

 厭らしくニヤニヤしながら近付く金から逃れようとして、近くにある物を手当たり次第に投げつける。だが、とうとう隅に追い詰められてしまった。手首を掴まれ激痛が走り、痛みと恐怖に目にじわりと涙が浮かぶ。

「金先生!!」

 ガラリと突然教室のドアが開かれ、二人視線を向けるとそこには笑顔を浮かべる黎翔がいた――
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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毎晩のたのしみですが、ここ数日はドキドキしながら読んでました。黎翔さん来たー!
ますたぬ様
コメントありがとうございます\(^o^)/
楽しみにしてもらえてて嬉しいです!

黎翔さん来ました!
これから終わりに向かって行きますのでもう少しお付き合いください(*^^*)
 


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