ひみつの生徒会20
こんばんは~ (*´-`*)
今日も更新の時間がやってきました!

今回の二人からの一言。



煤竹さここんばんは、煤竹さこです(ฅ'ω'ฅ)
今回は少し悲しい回となっております(´・ω・`)切なさ倍増
私は夕鈴はこういう子だと思っているので、この結果も仕方ないと思っています。
でも、次回はあの人が○○○○なので、ご安心を!!

ふさふさこんばんは、ふさふさです。
始めて全部自分で描きました!でも駄目だしは食らいまくりでしたorz
最初の挿絵の明玉のリベンジという事で。
だいぶましになったかなと言ってたら、最初のがひどすぎだと言われました\(^o^)/




と、言うことです。ではどうぞ~(*´-`*)


*現パロ *オリキャラ有 *年齢操作有

珀 黎翔 (高3 生徒会長兼理事長)
汀 夕鈴 (新入生 会計)
李順 (生徒会顧問)
柳 方淵 (高2 副会長)
氾 水月 (高2 書記)
明玉 (新入生 夕鈴幼馴染)
几鍔 (高2)
青慎 (小6)
王 (夕鈴担任)
マスター (喫茶店のマスター)


第二十回 「あの日あの時あの場所で」

 あの後、夕鈴はずっともやもやしたまま過ごす。考え込んでいる夕鈴を心配そうに青慎が見つめていたが、何でもないような顔をして「大丈夫よ」と言っておいた。
 お風呂から上がり、タオルで髪を拭きながら自室へと戻る。

「どうすればいいんだろう……」

 一人呟き、ベッドに倒れ込む。黎翔に迷惑が掛かることだけは避けたい。
(あの時、ペンダントを落とさなければ……)
 そんな思いが頭を掠める。しかし、不正の事実を知ってしまったからには金を野放しには出来ない。それに、あの写真が金の元にある限り、誰にも相談することなんて出来ない。
 いくら考え込んでも良い案の一つも浮かばず、そのまま意識を手放した。


 翌朝、いつものようにお弁当を作り学校へと向かう。その足取りはとても重い。大きなため息を吐き、校門をくぐると昨日の怪しい用務員が窓を拭いているのが目に入る。

「おはようございます。今日もお疲れ様です」

 夕鈴は用務員のそばを通る際に、一声かけてペコリと一礼するとそのまま昇降口へと歩いていく。

明玉ぬりぬり

「おはよう」

 靴を履き替えたところで後ろから声をかけられる。振り返ると明玉が同じく靴を履き替えているところだった。「おはよう」と返すと、明玉が心配そうに顔を覗き込み言う。

「目の下に隈あるけど大丈夫? 金先生になんか言われた? 何かあったんなら言いなさいよ? 夕鈴はすぐ自分の中に溜め込むんだから」

 昨日生徒指導室に呼び出された件が関係していると思ったらしい明玉に釘を刺される。明玉に相談したいのは山々だが、それが出来ないので心の中でソッと謝った。
(いつも心配かけてごめんね……。でも、明玉を巻き込むわけにはいかないの)

 明玉と色々話しながら教室へと向かう。その間だけは嫌な事を忘れることが出来た。しかし、それもつかの間のことだった。今日の時間割は一時限目から英語の授業なのだ。


 始業のチャイムが鳴ると同時にドアが開き、金が入ってくる。その姿を見た瞬間に昨日のことがフラッシュバックして心臓がバクバクと脈打つ。
 一瞬目が合い、金はニヤッとした笑みを浮かべたのを見て、夕鈴の背筋を悪寒が走る。
 癒しの時間である、昼休みになっても夕鈴の心は晴れなかった。残りの授業中もずっとあの金の嫌な笑みが、昨日の出来事が頭から離れなかった。

「夕鈴? 屋上行かなくていいの?」

 座ったままの夕鈴に明玉が声をかける。その声にハッとして立ち上がり、明玉にお礼を言って屋上へと駆け上がった。


 屋上に着くと既に黎翔が待ち侘びており「今日は遅かったね。何かあった?」と顔を覗き込まれる。
 夕鈴はいつも通りに振舞っているつもりなのだが、そんなにも顔に出ているのだろうか。

「何もありませんよ。はい、今日のお弁当です」

 そう言って弁当を手渡して、ご飯を食べさせ合う二人。ジッと黎翔を見ると、どことなく顔色が悪い。

「珀先輩こそ、体調は大丈夫ですか? なんだか顔色が悪いような……」

 そう言いながら黎翔の頬に手を寄せる。影になっていて分かりにくかったが、やはり顔色が悪い。

「最近、お忙しいみたいですから。無理はしないでくださいね」

 夕鈴が言い終わる前に黎翔が夕鈴の手を掴み微笑む。

「大丈夫だよ、こうして夕鈴と一緒にいられれば元気になれるから」

 とは言え、明らかに疲れた表情の黎翔に不安を募らせる夕鈴。
(珀先輩疲れているみたいだし、余計に迷惑は掛けられないわ……)
 夕鈴は何かを決心したようにキッと地面を睨み付け、顔を上げて黎翔を見つめ口を開く。

「珀先輩、大事な話があるんです。……私達、別れませんか」
「え……?」

 突然の事態に頭がついてこないといった状態の黎翔に畳み掛けるように夕鈴が続ける。

「元々、嫌がらせをやめさせるために付き合っているってことにした偽の恋人ですし、私も昔ほど弱くはないので、嫌がらせされたからってやり返すことも出来ます。それに、占い師にも相性最悪って言われ――」
「それは、本気で言ってるの?」

 夕鈴の言葉を遮り、黎翔が少し怒った顔で見つめてくる。掴まれた手に少し力が入る。

「はい」
「夕鈴は、僕といるのが嫌になったの?」

 黎翔は子犬モードで問いかける。夕鈴が子犬モードに弱いことを黎翔は知っていた。しかし、思っていた答えは返ってこなかった。

「いえ、そういうわけではないです。でも、私も考えを曲げる気はありません!」

 きっぱりと言い切った夕鈴に、苛立った様子の黎翔。手に更に力が入り、爪が食い込む。

「珀先輩、痛い……」

 夕鈴の声にハッと我に返った黎翔は手を離すと、そっぽを向き言い放つ。

「君がそうしたいなら、好きなようにすればいいさ」

 その冷たい声にギュッと胸を締め付けられる夕鈴。心の中で何度も謝りながら、別れを告げ屋上を後にした。

「珀先輩……今までありがとうございました。楽しかったです」

 夕鈴のいなくなった屋上で、黎翔は空を見上げ哀愁を漂わせていた。
 そんな黎翔のそばに一人の怪しい影が近付いていった――


 後はあの写真さえ始末してしまえば、黎翔に迷惑は掛からないだろう。その問題の写真だが、何とかして奪うことが出来ないだろうか。思案の末、夕鈴は今朝の王の言葉を思い出す。

『あー。今日は十八時から職員会議があるから、用事が済んだら速やかに帰るように』

 今日は職員会議なので教師は全員三階の会議室へ移動する為に、職員室ががら空きになるのだ。その瞬間を狙って忍び込み、金の荷物を漁れば写真を手に入れることが出来るかもしれない。
 そう考えた夕鈴はいつも通り生徒会の仕事を済ませると、職員室へと向かった。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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