ひみつの生徒会18
こんばんは〜(*^o^*)
今日も更新の時間がやってきました!

もうこのまま最後までこの挨拶で通します\(^o^)/

今回の二人からの一言。



花愛花愛です (*´-`*)
そろそろ設定を活かした話にしようかと思いましてネタフリフリ(*^o^*)



煤竹さここんばんは、煤竹さこです(ฅ'ω'ฅ)
今回から挿絵の順番が元に戻りますので、花愛の挿絵は私が担当させていただきます。
急遽考えたデザインなので、ペンダントのうさぎが可愛くないとか思ってもソッとしておいて下さい_(:3 」∠)_



と、言うことです。ではどうぞ~(*´-`*)


*現パロ *オリキャラ有 *年齢操作有

珀 黎翔 (高3 生徒会長兼理事長)
汀 夕鈴 (新入生 会計)
李順 (生徒会顧問)
柳 方淵 (高2 副会長)
氾 水月 (高2 書記)
明玉 (新入生 夕鈴幼馴染)
几鍔 (高2)
青慎 (小6)
王 (夕鈴担任)
マスター (喫茶店のマスター)


第十八回 「平穏の終わり」

 学園祭が終わり、梅雨の明けた空は雲ひとつない。燦々と輝く太陽が強い日差しを放ち、セミの声と相まって本格的な夏の訪れを感じさせた。そんな中でも体育の授業は中止になることもなく、通常通りに行われた。みんな不満を口にしながら汗ばんだ体操服を脱ぎ、制服に着替えていく。

「もうこの暑いのに体育なんてやってられないよね。何でご飯の後に体育なのよ……日にも焼けちゃうわ」
「しょうがないわよ。ここはプールがないし、時間割がそうなってるんだから」

 夕鈴と明玉も例外ではなく、制服に着替えながら愚痴をこぼす明玉を宥める。夕鈴も汗を拭いて制服に着替え、最後に黎翔にもらったうさぎのペンダントを、大事そうに取り出し付ける。最初に明玉に見つかった時は、かなり騒ぎ立てられたものだ。

「相変わらず会長とラブラブそうね。最初の頃は何だか疲れてたし、大丈夫なのかなって思ってたけど安心した」
「らぶっ……」

 突然の明玉の発言に、顔を真っ赤に染めた夕鈴。その様子をニヤニヤと見ている明玉。

「もう、明玉が変な事言うから余計暑くなったじゃない」
「えー、だって本当の事じゃない」

 真っ赤な顔のまま慌てふためく夕鈴を、明玉は笑顔で促す。

「着替え終わったら次は化学室に行かなきゃ、今日は実験よ~」

 二人は手早く脱いだ体操着を片付け、授業の用意を済ませると三号館にある化学室に向かった。


 みんな化学室に集まりいつもの班に別れ、談笑したり黒板を見て予習をしたりと思い思いに過ごしていると授業開始のチャイムが鳴った。

「よし、みんな揃ったな。今日は予告通り実験を行う! 手順は黒板に書いてあるから、各班はそれぞれ手順に従ってやってみろ。質問があれば受け付ける、では始め!!」

 相変わらずの適当な指導だが、みんな慣れたもので各々黒板を見ながら実験を行っていく。

「えっと炭酸カルシウムを測って……次に塩酸ね」

 夕鈴は班の代表として、実験を行っていく。

「塩酸には気をつけろよー」

 みんな順調に進んでいく中、王の忠告が聞こえる。更に慎重に進めていく中で何処からかビーカーの割れる音と、悲鳴が聞こえた。

「だから気をつけろって言ったのに。他の班はそのまま続けてろ! 十分気をつけるようにな」

 そう言い残して、一人の生徒を連れ先生は教室を出て行った。しばらく騒然としていたが、やがてみんな落ち着きを取り戻し各々実験を行っている。しばらくすると王が女子生徒を連れ戻って来た。手に包帯を巻き、痛々しいが念の為という事で大した怪我ではないらしい。そのまま王は実験の様子を確認し無事に授業は終了した。


「こんにちはー」

 放課後いつものように生徒会室に向かい、ドアを開けるといつものように熱心に何か書いている方淵と、優雅にお茶をする水月の姿があった。いつもの見慣れた光景だが、今日はいつもの場所に黎翔の姿がなかった。

「珍しいですね、会長がまだ来られないのは」
「お忙しいのだろう。最近はあまりなかったが、去年は顔を出されないことがよくあったな」
「そうなんですね」

 独り言のように呟くと、相変わらずこちらを見ようともしない方淵が答えてくれた。そんな中水月は一人自分の世界に入り、鼻歌を歌っている。
(理事長の仕事が忙しいのかしら、お昼には何も言ってなかったけど)
 つい黎翔の事を考えてしまい、自分の仕事に集中できないまま時間だけが過ぎていった――

「そろそろ帰るか。水月、お前は毎日何をしに来てるんだ」
「何ってお茶だけど……体調不良で帰った方がよかったかな?」
「そういうことじゃない」

 方淵と水月のやり取りをBGMに、やはり最後まで顔を出さなかった黎翔を思う。そっと貰ったペンダントに手を伸ばすが、そこには何もなかった……。

「ないっ!!」
「何がないんだ?」

 思わず声に出して焦ると、方淵と水月が不思議そうに夕鈴を見ていた。

「何でもないです! 私ちょっと探し物してから帰りますので、お疲れ様でした」

 そう言い残し、夕鈴は教室に向かって走り出した。
(体育の後は確かにあったからあの後は化学室と教室にしかいなかったわ)
 教室に戻り、くまなく探すが何処にも見つからない。

「教室にないってことは化学室かしら」

 化学室のある三号館は、普段から授業の時以外は全く人気がない。その為放課後に行くと、幽霊がでるなどの噂が広まっていた。どうしても見つからず意を決して職員室で鍵を借り化学室に探しに行くことにした。

「日が長くなって明るくてよかったわ」

 一人で呟きながら渡り廊下を渡り、化学室に向かう。鍵を開け、自分のいた所を重点的に探すと机の下にうさぎが見えた。拾ってみると鎖が切れている。

18話 「平穏の終わり」

「あった! よかったわ。でもこの前貰ったばかりなのに切れるの早いわね……今度は丈夫なチェーンにしなきゃ」

 無事に見つかり安堵のため息をつき、化学室を出ると何処からか声が聞こえてきた。

「これが噂の誰もいない部屋から聞こえてくる声ってやつ?」

 夕鈴は恐怖に震えながら、そっと離れようとすると一瞬理事長という単語が聞こえてきた気がした。もしかして先生でもいるのかと、恐る恐る声のする教室に近付いてみる。そこは普段使用されていない、物置になっている教室だった。すると今度ははっきりと聞こえてくる。

「ははは。私はそんなヘマはしませんよ。それにしても試験問題を教えるだけで、こんなに貰えるなんていい小遣い稼ぎになりましたよ」

(そういえばこの前の期末試験急激に点が上がった生徒が何人も居たんだっけ? 勉強頑張った結果だと思ってたけど、もしこの人が言ってることが本当だったら……)
 中を覗きたいが、そんなことをすると立聞きがバレてしまう。どうしようかと思案していると、手に持っていた鍵を落としてしまった。チャリーンと音がし「誰だっ!!」と声がすると同時に慌てて鍵を拾い走り出していた。
(どうしよう。今の本当の事かしら? 珀先輩に相談した方がいいのかな)
 夕鈴は考え込むが「お忙しいんだろう」との方淵の言葉を思い出し一人で調べようと決意した。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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