ひみつの生徒会17
こんばんは~ (*´-`*)
今日も更新の時間がやってきました!

そろそろ何か言い挨拶ないかなと思いつつそのままです(´・ω・`;)


今回の二人からの一言。



煤竹さここんばんは、煤竹さこです(ฅ'ω'ฅ)
前回、お化け屋敷フラグを回収してもらったので、その続きでございます。
デートは今回で終わりとなっております。次は何が起きるでしょうか!?

花愛花愛です (*´-`*)
また時間がなくて煤竹にペン入れ頼みました\(^o^)/
でも次回からはまた順番変えるのでもう少し余裕できるはずなので他の話も更新できるかなあ~?
って茜色に染まった空のはずなのに明るい車内描いてました\(^o^)/
直したらこっそり差し替えます(´・ω・`;)




と、言うことです。ではどうぞ~(*´-`*)


*現パロ *オリキャラ有 *年齢操作有

珀 黎翔 (高3 生徒会長兼理事長)
汀 夕鈴 (新入生 会計)
李順 (生徒会顧問)
柳 方淵 (高2 副会長)
氾 水月 (高2 書記)
明玉 (新入生 夕鈴幼馴染)
几鍔 (高2)
青慎 (小6)
王 (夕鈴担任)
マスター (喫茶店のマスター)


第十七回 「占いの結果は……」

 黎翔に抱かれたままお化け屋敷を後にし、ベンチを見つけた夕鈴は下ろしてもらうよう頼んでみる。

「珀先輩。もう大丈夫なので、そこのベンチに下ろしてもらえますか」

 黎翔は少し名残惜しそうに夕鈴をベンチへと下ろし、自分も隣に腰掛る。

「夕鈴、さっきは一人にしてごめんね。僕が付いてるから大丈夫って言ったのに……」
「そんな! 珀先輩は悪くないですよ! 私が勝手にどっか行っちゃたせいですし……」

 シュンとしながら口にする黎翔に罪悪感を抱き、夕鈴は慌てて否定して落ち込んだ。先ほどの行動を思い返して嫌悪する。

「本当に……すみませんでした……」

 肩を落として小さな声で謝る夕鈴に、黎翔は首を振って夕鈴の頭を撫でた。

「大丈夫だよ」

 黎翔の声を聞くとさっきまでの落ち込んだ気分が晴れていった。

「まだお昼まで時間ありますし、どこか行きませんか?」
「夕鈴に任せるよ」

 夕鈴が入り口でもらった園内マップを広げると、マップを見る事なく黎翔が言う。

「むー。せっかく遊びに来たんですから、珀先輩も選んでくださいよ」

 不満そうに口を尖らせる夕鈴に「じゃあ、ここは?」と黎翔はマップを指差した。

「占いの館……ですか?」

 マップに書かれた『占いの館』の文字。黎翔が占いに興味があるなんて意外だったのでポカンとした顔で黎翔を見やる。

「女の子って占い好きでしょ? だからどうかなって」

 黎翔はそう言って微笑む。もっと自分の行きたい所でいいのにと思う反面、心遣いがありがたい。先ほどのお化け屋敷のせいでまだ激しいアトラクションに乗る気にはなれないのだ。

「それじゃあ、行こうか」

 ベンチから立ち上がり、夕鈴の前に手を差し出す黎翔。夕鈴がその手を掴み立ち上がると、そのまま手を握って歩き出した。
 なんだかデートみたいだなと思って、本当にデートなことを思い出し一人で照れる夕鈴をよそに目的の場所へとたどり着いた。ドアの上には占いの館と書かれた大きな看板が掲げられている。
 中に入ってみると、紫を基調とした内装の中央にケースに入った大きな水晶玉が展示されている。

「色々占ってもらえるみたいですね」

 エントランスに置かれた案内板には恋愛・仕事等様々なお悩みにお応えしますと書いてあった。

「せっかくだから、私達の相性を占ってもらおうか」

 案内板に従って進むと、紫のカーテンで仕切られた部屋に着いた。中から声が聞こえカーテンをくぐる。
 入って正面に二脚の椅子があり、その奥に水晶玉の置かれた台、そして台を挟む様にフードを被った女性が座っている。

「ようこそいらっしゃいました。どうぞお掛けください」

 促されて二人は目の前の椅子に座り、それを確認して女性が口を開く。

「本日は何を占いましょう」
「私達の相性を占って欲しい」

 占い師は水晶玉に手をかざし、何かを念じるような仕草を見せる。

「出ました。二人の相性は最悪です。早く別れた方がいいでしょう――」


 占いの館を出た後もずっと先ほどの占い師の言葉が頭の中をグルグルしている。嘘の恋人だとはいえ、やはり良い気分ではない。
 そんな様子を見かねて明るく笑いながら黎翔が言う。

「占いだしそんなに気にすることないよ。それよりさ、僕お腹空いちゃった。ご飯にしよう?」

 黎翔の言葉にハッとして時計を見ると、既に時刻は十二時を回っていた。

「あ、私お弁当作って来たんです。どこか座れるところ探しましょうか」

 お昼時なこともあり、空いてるベンチがなかなか見当たらず、やっと座れる場所を見つけ、腰掛けた頃には時計は十二時半を指していた。
 かばんから小さめのお重を取り出し、蓋を開ける。中には可愛く飾り付けられたおかずが入っている。

「美味しそう。夕鈴の作るお弁当は本当に可愛いね。君も可愛いけど」

 サラリと言ってのける黎翔に照れながら、おかずを取り分ける。「いただきます」と手を合わせると黎翔が期待した目でこちらを見ていた。

「さすがに外では恥ずかしいので……。人も多いですし……」

 黎翔には勝てず、結局食べさせ合いをするはめになった夕鈴なのであった。
 ご飯を食べた後はジェットコースターやミラーハウス等、様々なアトラクションを楽しんだり、お土産屋を覗いて青慎と明玉のお土産を買ったりしてお開きとなった。

 黎翔に別れを告げ、バス停へと向かおうとしたところで止められる。

「あ、夕鈴。家まで送っていくよ」
「いえ、悪いのでいいですよ」
「遠慮しなくていいよ。今日は付き合ってもらったしね」

 断るのも悪い気がして、家まで送ってもらうことになった。バスを待つ間もあの占い師の言葉が頭を支配していた。
 バスの停車音が聞こえ、ドアの開く音がする。顔をあげると黎翔がにこやかに手を差し伸べていた。その手を取ってバスに乗り込む。
 空いていた後方の座席に腰を下ろし、外を眺めると綺麗な夕日が空を茜色に染めていた。
 そうしている間に、連日の睡眠不足から眠気が襲ってくる。寝過ごしては困ると寝ないように頑張っていた夕鈴だったが、睡魔には勝てず夕鈴の頭が黎翔の肩に乗る。
 黎翔は眠ってしまった夕鈴を見て、優しく微笑むと夕鈴の頭を撫でて自分の頭を寄り添わせた。

17話挿絵


「りん……夕鈴」

 誰かに呼ばれた気がして目を覚ますと黎翔の顔が目の前にあった。

「夕鈴が下りるの次でしょ?」

 黎翔に言われ外を見ると、見覚えのある景色が広がっている。ボタンを押して次のバス停で降車する。

「今日はありがとうございました。わざわざ家にまで送っていただいて」
「気にしないで。あ、そうだ夕鈴」

 夕鈴を家の前まで送ったところで、何かを思い出したらしく黎翔に目を閉じるよう言われ、大人しく従う夕鈴。
 夕鈴の髪にそっと手が触れて、離れる。

「はい、もういいよ」

 黎翔に言われ目を開けると、夕鈴の首からうさぎのペンダントがぶら下がっていた。うさぎの目には小さなピンク色の石がはめ込まれている。
 どうしてこれをと驚いた顔で見つめる夕鈴に黎翔は微笑んだ。

「夕鈴そのペンダント気になってたでしょ? だから、プレゼント。今日付き合ってくれたお礼に」
「あ……ありがとう……ございます」

 あまりの嬉しさに言葉に詰まる夕鈴を見て、黎翔は満足そうに笑って「また明日」と言い残し帰って行った。夕鈴はその後姿を見えなくなるまで見送っていた――
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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