ひみつの生徒会14
こんばんは (*´-`*)
今日も更新の時間がやってきました!


今回の二人からの一言。



煤竹さここんばんは、煤竹さこです(ฅ'ω'ฅ)
お化け屋敷フラグを立てました。建築士煤竹です(`・ω・´)
そして、李順がハイスペック過ぎて、困ったときの李順頼みになっております(笑)
少しでも楽しんでいただければ幸いです。

花愛花愛です (*´-`*)
今回は家にこもってたし挿絵頑張りましたよ><
せっかく水月もメイドなので描きましたヽ( 'ω' )ノ
ボロボロですが!




と、言うことです。ではどうぞ~(*´-`*)


*現パロ *オリキャラ有 *年齢操作有

珀 黎翔 (高3 生徒会長兼理事長)
汀 夕鈴 (新入生 会計)
李順 (生徒会顧問)
柳 方淵 (高2 副会長)
氾 水月 (高2 書記)
明玉 (新入生 夕鈴幼馴染)
几鍔 (高2)
青慎 (小6)
王 (夕鈴担任)
マスター (喫茶店のマスター)


第十四回 「李順におまかせ」

 美術部による展示や吹奏楽部によるコンサート等、色々と見て回った二人は交代するべく生徒会室へと戻ることにした。道中、不満を口にする黎翔。

「お化け屋敷も入ってみたかったのに……残念」
「仕方ないですよ。そろそろ戻らないと交代の時間ですし」

 夕鈴はふてくされた顔をした黎翔を宥めすかし、腕時計を確認する。休憩が始まってからもう五十分が経とうとしていた。

「ほら、珀先輩。本当に時間なくなっちゃいますし、急いで戻りましょう!」

 黎翔は足早に進む夕鈴の手を握ると、そっと口付ける。

「夕鈴、今度僕とお化け屋敷デートしようね」
「え? ちょっと珀先輩!?」

 言い終わると同時に手を握ったまま走り出す黎翔に引っ張られるようにして夕鈴も走った。


 生徒会室の前まで走って戻った二人は、肩で息をしながら呼吸が落ち着くのを待つ。
 六月の気温に加え、走って体温が上がった為に汗が噴き出し、髪の毛を伝い流れていく。隣にいる黎翔も流れるほどの汗をかき、ウィッグから汗が滴っている。

「あっ珀先輩! ちょっと待ってください!」

 夕鈴はドアを開けようとする黎翔を止めると、ポケットからハンカチを取り出して顔に流れる汗を拭き取る。

「これでよし! 残りの時間も頑張りましょう!」

 グッと両手を握り気合を入れる夕鈴を愛おしそうに見つめ頷くと、黎翔はドアを開けて中に入っていく。夕鈴もそれに続いて中へと入った。


「お疲れ様です。交代しましょう」

 中へ入るとくたびれた様子の方淵と水月の姿があった。
 緩められたネクタイ。肩からずり落ちかけたエプロンの紐。二人が休憩に行った後、どれだけ過酷だったのかを乱れた衣服が物語っていた。

14話挿絵

「良く頑張ったな。ここは私達に任せてお前達はゆっくり休憩して来い」

 黎翔は労いの言葉をかけて、休憩に行く二人を見送った。
 二人のいなくなった教室で、気合を入れ直した夕鈴はふとある事に気付く。

「……あれ? 柳先輩と氾先輩がいなくなったってことは、コーヒーと紅茶は誰が淹れるんですか?」

 コーヒーと紅茶に関しては、完全に方淵と水月に任せっきりだった為に夕鈴にはそんな技術はない。黎翔も午前中と同じく出ずっぱりになるだろう事は目に見えている。

「それなら大丈夫ですよ」

 いつの間に来ていたのか李順が言いながら手際良くコーヒーを淹れていく。
 差し出されたコーヒーを飲んでみると、方淵の淹れたコーヒーに引けを取らない美味しさで驚く夕鈴。

「学園祭と言うのは生徒主催でやるものですから、出来る限り手を出さないつもりでいますがこのぐらいならいいでしょう」

 李順がコーヒーと紅茶を淹れ、夕鈴がフレンチトーストを焼き、黎翔が給仕を行う。
 流れるように時間が経ち、方淵と水月が休憩から戻ってきた。
 残りの時間も午前中と同じく慌しく過ぎて行き、あっという間に一日目が終了した。


 帰宅後、夕鈴はベッドに倒れ込み今日の出来事を思い返していた。
 李順の万能ぶりに、大繁盛だった喫茶店、黎翔と食べたロシアンたこ焼きと今日だけでたくさんの驚きと経験があった。

「明日は青慎も遊びに来てくれるって言ってたし、楽しみだわ」

 学園祭は一日目は白陽学園の生徒のみで、二日目は一般公開することになっている。
 一般公開となればたくさんの人が押し寄せる事となる。
 明日に備えて早く寝ないとと思いながら、連日の睡眠不足により夢の中へと旅立った――



 学園祭二日目の朝。昨日にも増して生徒達が活気付いている。
 溢れ返った熱気に呼応するように今日の天気も快晴予報だった。今日も暑くなりそうだ。

 昨日に引き続き準備を進めていき、足りない物がないかを今一度確認して服を着替える。
 李順に教えられた通りにメイクを施した夕鈴はかばんを漁り、中から冷えピタを取り出す。

「今日も暑くなると思うので、貼っておきますね。珀先輩は特にウィッグも被りますからね」

 首の後ろに冷えピタを貼り付けてウィッグを被せる。

「夕鈴、ありがとう」

 ニコッと笑ってお礼を言う黎翔に夕鈴は顔を赤く染める。
(ああ、もう本当に反則だわ……)
 涼しげな目元にサラリと流れるストレートヘアー。一見すると近寄りがたいクール系美女だが、笑った顔は人懐っこい子犬のようで。そんな顔で微笑まれたら誰だって落ちてしまうだろう。

「さあ、今日も頑張って稼ぎますよ!」

 李順の言葉にハッとして夕鈴も準備に取り掛かった。ホットプレートのスイッチを入れ、受け入れ態勢を整える。
 少し待っていると本日最初のお客がやってきた。

「いらっしゃいませ」

 そこには几鍔が立っていた。文句を言いたい気持ちをグッと堪えて、席へと案内する。
 注文を聞きながら、几鍔に「何で来たのよ」と小声で文句を言う。内緒話をしている夕鈴を見て、黎翔の眉間にしわが寄る。

「夕鈴、どうかした?」
「いいえ、何でもないです」

 黎翔が不機嫌そうな声で問いかけると夕鈴が驚いた顔で答える。

「とにかく、食べ終わったらさっさと帰ってよね」

 去り際に几鍔に釘を刺して、フレンチトーストを焼く為にホットプレートへと歩いて行った。
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