ひみつの生徒会12
こんばんは〜(*^o^*)
今日も更新の時間になりました!
ちょっと気になったんですが、毎日ひみつの生徒会の更新をしてますが、他のも混ぜつつの方がいいでしょうか?
ずっとこのシリーズの更新なので^^;


今回の二人からの一言。



花愛花愛です (*´-`*)
今回は私の回です!可愛い水月さんと綺麗な黎翔さんは好きですか?(o^^o)
でも挿絵は違いますが^^;


ふさふさこんばんは、ふさふさです。
執事夕鈴を描いてみたら可愛くな……((((;゚Д゚))))
私に描かせるのが悪いということにしておきます。




と、言うことです。ではどうぞ~(*´-`*)


*現パロ *オリキャラ有 *年齢操作有

珀 黎翔 (高3 生徒会長兼理事長)
汀 夕鈴 (新入生 会計)
李順 (生徒会顧問)
柳 方淵 (高2 副会長)
氾 水月 (高2 書記)
明玉 (新入生 夕鈴幼馴染)
几鍔 (高2)
青慎 (小6)
王 (夕鈴担任)
マスター (喫茶店のマスター)


十二回 「先生は魔法使い」

 学園祭当日。天気は快晴予報で絶好の学園祭日和だった。朝の少しヒンヤリとした空気の中、みんなが準備に追われバタバタと動き回っている。生徒会室でも最後の支度が行われていた。

「必要なものは全部揃っているな。紙コップよし! 紙皿よし! コーヒー豆よし!」
「方淵、君は昨日から何度確認すれば気が済むんだい?」

 何度も繰り返し指差し確認をする方淵に水月が呆れ顔で声をかける。

「何を言っている! もし何か一つでも用意されていなかったら大変な事になる。そうならないためにも確認は必要だろう」
「正に石橋を叩いて渡る典型的なタイプだね。そういう所尊敬するよ、私は真似したくないけど」
「そろそろ服を着替えましょうよ! 私も着替えてきますね」

 また口論になりそうな雰囲気を察し、声をかけた夕鈴は自分の執事服を持ち、黎翔に視線を向け笑顔で頷き合い生徒会室を後にした。


「ボブ風アレンジが難しくて遅くなっちゃった」

執事夕鈴?

 生徒会室に戻りノックして「どうぞ」と聞こえてからドアを開けると、ゆるく編んだ三つ編みを横に流しロングメイド服に身を包んだほんわか美女が立っていた――

「……水……月……さん?」
「はい」

 髪型からも水月しかいないのだが、そう言って微笑む姿は女にしか見えない。隣には李順が立っていて、そのすぐ横にはフルメイクセットが置いてある。

「もしかして水月さんのメイクは李順先生が?」
「ええ。この髪型に合わせてピンク主体でアイライナーは茶色にし、柔らかくほんわか美女を目指しました」

 恐る恐る聞いた夕鈴に、何でもない事のようにサラリと李順が答える。
(嫌がってた水月さんの性格まで変えるなんて、何て凄いスキル……李順先生って何者!?)
 衝撃の事実に動揺を隠せずにいる夕鈴の後ろから肩に手を置かれ振り向かされる。視線を向けると、まだ化粧はしていない様子の黎翔が立っていた。

「私の化粧は夕鈴がやってよ。待ってたんだ」
「えっ、李順先生じゃないんですか?」

 こんなプロ級な腕前の李順がいるのになぜ私にと驚く夕鈴に、黎翔は段々とシュンとしてくる。その様子を見て焦り、つい口にしてしまった。

「珀先輩、私頑張りますから」

 するとすかさず横から李順が口を挟む。

「貴女は私の言う通りにすればいいんですよ」

 李順のキツめの声にビクリと体を強張らせたが「大丈夫だよ」と優しく笑う黎翔を見ていると落ち着いてくる。そしてみんなの見守る中、李順のメイク指導が始まった――

「アイシャドウはベースにラメのシャドウをふんわり乗せて青を少し塗り、アイライナーは黒で目尻に黒目まで三角にいれる。それをシャドウでぼかして……」

 夕鈴は教えられる通りに黎翔に化粧を施していく。

「後はウィッグを被せて……出来た!!」
「ありがとう夕鈴。綺麗になったかな?」

 女装した黎翔にジッと見つめられると胸が高鳴り、視線をそらすと方淵も頬を染めて見ていた。
(珀先輩、女装しても綺麗ってずるいわ。男まで魅了するなんて)

「綺麗ですよ。これで大盛況間違いなしですね!」
「ゆうり――」
「元がいい上に私の指導の元にメイクしたんですから当然ですよ。これなら写真撮りたがる人も続出でしょうから、一枚三百円ツーショットなら五百円位にしましょうか。いやもっと高くてもいいか……」

 何か言いかけた黎翔の言葉を遮って提案し、一人ブツブツと呟く李順を黎翔は不満そうな顔で見ていたが、小さくため息を吐き口を開いた。

「聞いての通りだ。今日はしっかり稼いで黒字にするぞ。方淵、お前の淹れたコーヒーは最高だ。水月もお前の紅茶と美しさでみんなを虜にしてくれ。二人共期待している」
「はい、この方淵必ず会長の期待に応えてみせます!」
「私も期待に応えてみせますわ」

 黎翔は二人を激励した後満足げに微笑み、夕鈴の側に歩み寄る。

「夕鈴もしばらく大変だったね。これから本番、マスターに習ったフレンチーストも期待してるよ。それと、執事姿の君も可愛いよ。誰にも見せたくないくらいにね」

 そう言いながらぎゅっと手を握り見つめてくる黎翔に夕鈴の鼓動が早くなる。

「あの……みんないますし、頑張りますのでそろそろ離して下さい」

 中々手を離そうとしない黎翔に困っていると、見かねた李順が手を叩き声をかける。

「さあ、そろそろ時間ですよ! 皆さん準備は良いですか?」

 ようやく手を離してもらえたので、いつお客様が来ても良いようにホットプレートのスイッチを入れておく。黒板に目を向けると、李順が黒板に何かを書き足していた。
そこには『写真撮影:一律千円』の文字が。

「李順先生、結局千円にされたんですね」
「ええ、それだけの価値はあると踏みましたから。打ち合わせの通り注文後の注意事項を告げる際に、黒板の写メについても説明お願いしますよ。では皆さん頑張って稼ぎますよー!」
 李順の声に答えるよう、みんなの声が重なる。

『はい!!』

 開始と同時に女生徒が何人も雪崩れ込んできた。「きゃー、珀様すごい美女」「氾様も何てお美しいの」「柳様の執事もカッコイイわ」入ってくるなり騒ぎ立てるお客に三人は笑顔で「いらっしゃいませ」と告げると、お客は失神しそうになっている。順番に席に案内すると十五席しかない席はすぐに満席になった。まずは手分けして注文を聞き、一グループ三十分までの説明と黒板の撮影代の説明をする。

 早速入った注文に方淵はコーヒーを、水月は紅茶を、夕鈴はフレンチトーストを心を込めて焼いていく。その間にも「このコーヒー美味しいわ」「あら、紅茶も負けないくらい美味しいわよ」などと聞こえてくる。最初に焼けたフレンチトーストをお皿に盛り「お願いします」と手渡した。席に運ばれてから少しすると「フレンチトーストも美味しいわ! いくらでも食べられそう」と聞こえてきて、夕鈴はホッと胸を撫で下ろす。その瞬間、黎翔と目が合い微笑まれると嬉しくて笑みが漏れた。

 こうして生徒会主催の喫茶店は大好評で幕を開けた――
スポンサーサイト

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

Secret
(非公開コメント受付中)

 


カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示