ひみつの生徒会6
今日は私の回です~ (*´-`*)
これから挿絵はふさふさ(姉)になりました!今回は色塗り大分まともになりましたよね!
ペン入れは煤竹 さこがして、背景は私が描きました!

今回やっと会長との絡みがかけましたヽ( 'ω' )ノ(私が

と、言うことでどうぞ~

現パロ *オリキャラ有 *年齢操作有

珀 黎翔 (高3 生徒会長兼理事長)
汀 夕鈴 (新入生 会計)
李順 (生徒会顧問)
柳 方淵 (高2 副会長)
氾 水月 (高2 書記)
明玉 (新入生 夕鈴幼馴染)
几鍔 (高2)
青慎 (小6)
王 (夕鈴担任)
マスター (喫茶店のマスター)

第六回 「青天の霹靂」

 朝、目を覚ますと大分体が楽になっていた。手早く着替えを済ませ台所に向かうと、青慎が台所に立っており何か作っているようだった。

「おはよう青慎。何作ってるの?」

 後ろからひょいと覗き込むと、卵焼きを焼いているところだった。

「姉さんおはよう。今お弁当作ってるんだ。病み上がりの姉さんにやらせるわけにいかないしね。僕がやるから今日は座っててね」

 青慎の言葉にウルリとし、火を使っていることも忘れて抱きつく。

「青慎……なんていい子なのっ!!」

 卵焼きを焼いていた青慎がフライパンを落としそうになり、二人して慌てて体勢を立て直す。

「姉さん、火を使ってる時は危ないよ。気をつけてね」
「ごめんなさい」

 いつもと逆のやり取りに顔を見合わせて笑いあった。



 青慎の作ってくれたお弁当を持ち、重い足取りで学校に向かっていた。

(今日もまた嫌がらせされてるのかな……。でも、元はと言えば珀先輩が迎えに来たことでこんな事になったのに。大体やる方もやる方よ! 文句あるなら直接言いなさいよ!!)

 考えていると段々腹が立ってきて、自然とドスドスと足を踏み鳴らしながら歩いていた。学校が近付くにつれ何故か強く視線を感じ、不思議に思いながら歩いて行く。
 校庭に差し掛かると、あからさまな視線とコソコソ話に不快になりながらも教室を目指した。

「おはよう」

 いつものように教室のドアを開けると一斉に視線が集中する。羨望の眼差しを向ける者、苦虫を噛み潰した様な顔で見てくる者。何が何だか分からず、戸惑う夕鈴に近付く者がいた。

「おはよう! 夕鈴聞いたわよ? 入学早々会長に見初められて付き合ってるんでしょ! 最近疲れてたのはそのせいだったのね」
「は――っ!?」

 思いがけない台詞に驚き口を大きく開けたまま固まっていると、明玉は気にする素振りもなく続けていく。

「もう、そんなとぼけなくてもいいのに! 昨日会長がね、お昼の校内放送で宣言したのよ『一年二組の汀 夕鈴は私の大切な子だ。彼女に仇なす者は分かってるだろうな』ってね」
(何よそれ、そんな話聞いてないわよ!!)

 今日のあの視線の意味を理解すると共に、黎翔への怒りがふつふつと湧いてきた。
 今すぐ黎翔に抗議に行きたいが、HRの時間が迫っていてとりあえずお昼の時間まで待つ事にした。だがお昼になるのが待ち遠しすぎて、授業中も昨日の放送の話で頭がいっぱいで何も入ってこなかった。


 ようやくお昼になり中庭に移動し、青慎の作ってくれたお弁当を食べる。周りにはやはり様子をうかがうような者もおり、食べ辛さを感じる。

「今日どうしたの? お弁当失敗した?」

 少し焦げた卵焼きやおかずを見ながら明玉は尋ねる。

「今日は青慎が熱を出した私を気遣って作ってくれたの」
「そっか、いい弟だよね」

 にこりと微笑み、大好きな青慎が作ってくれたお弁当を味わった。気持ちだけで胸がいっぱいになってくる気がする。

「ごちそうさま。……ごめん、ちょっと私用事があるから一人で屋上に行ってくるね」
「何? 会長とデート!? いってらっしゃーい」
「それは違うってば!」

 必死で否定するも、聞く耳を持たない様子の明玉。否定する事も諦め、休憩でざわつく校内に戻る。やはりここでも視線が集中するが目を合わせないように前だけを見据え、黎翔に抗議する為に屋上への階段を駆け上がった。


 重い鉄の扉を開けると、さわやかな風が通り抜ける。一歩足を進め辺りを見回すが人影はない。キョロキョロしながら歩いていると、不意にクシャミが聞こえ声のした方に行ってみる――
 そこには屋上の一角で寝ている黎翔の姿があった。

六話挿絵2


「珀先輩! いくら気持ちがいいからって、こんなとこで寝てたら風邪引きますよ! いつから寝てたんですか!」
「ん?」

 ゆさゆさと揺すってみるが、中々意識が覚醒しない様子からさっき寝ついたばかりではない事がうかがえる。

「珀先輩! お昼はちゃんと食べてるんですか?」
「ん? いつも面倒くさくて食べてない」
「何言ってるんですか! ちゃんと食べないと体が持ちませんよ。理事長兼生徒会長とか多忙な毎日を過ごしているんでしょう」

 そう一気にまくしたて肩で息をしていると、驚き目を見張っていた黎翔が突然微笑んだ。

「じゃあ、夕鈴がお弁当作って来てよ。それで一緒に食べてくれるならお昼も食べるよ」
「何で私が珀先輩のお弁当まで作って一緒に食べないといけないんですか!」
「ダメ……? 僕一人暮らしだし、一人で買ってきたお弁当食べるのも味気なくて……。夕鈴が作ってくれたお弁当一緒に食べれたらなって思ったんだ……」

 子犬のようにシュンとする黎翔に罪悪感が湧いてくる。

「分かりました! 明日から作ってきますから」
「本当? ありがとう! 明日からここで一緒に食べようね。楽しみだなぁ」

 子供のように喜ぶ黎翔に、思わず笑みが漏れる。

「そういえば、夕鈴はどうしてここに一人で来てるの?」
「あっ忘れてた! 珀先輩! 何てこと言ってくれるんですか! おかげで珀先輩の女扱いで、注目の的になるし散々ですよ!!」

 漸く本来の目的を思い出し、不満をぶつける。

「え、夕鈴は私の彼女がそんなに嫌? でも、嫌がらせはなくなったでしょ?」
「それは無くなりましたけど……って何で嫌がらせの事知ってるんですか!?」
「私の情報網を侮ってもらっては困るな」

 そう言って妖しく笑う黎翔に、背筋がゾクリとする。

「とにかく彼女宣言は撤回してください!」
「ん? 今から否定するときっと前より酷い嫌がらせ受けることになると思うよ? それに明日からお弁当作ってきてくれるんでしょ? 私も恋人がいるってことにした方が周りの女が煩わしくないし、お互いのためになるよね? よろしくね、夕鈴」

 有無を言わさない雰囲気に何も言えなくなり、ただ無言で頷く事しかできなかった――
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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(非公開コメント受付中)

楽しくなってきましたね!
まんまとお弁当ゲット!!やったね!!

姉妹で楽しそう〜(≧∇≦)
挿絵まで毎回あってすごいです!
また来まーす!
まんまるこ様
コメントありがとうございます(*^o^*)

楽しくなって来ました!
これからがいいとこなんですが、ちょっとストックが少なくなったので、代わりのものを置いて月曜までお休みしようかと思ってます(>_<)

また遊びに来てください(o^^o)
 


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