ひみつの生徒会2
こんばんは ~ (*´-`*)
姉妹コラボ2話目の更新です!
私がもったいないと思った煤竹 さこ(妹)のお話をお楽しみくださいヽ( 'ω' )ノ
挿絵はふさふさ(姉)です。でもスマホなので私がペン入れしたのでほとんど私の絵になってますが色は塗らせました!でも背景とかは私が(ry

一応今回私も姉も書き方合わせてるんですが、違いすぎて違和感があるっていう(´・ω・`;)
でもそれもリレーならでは。と言う事で大目に見ていただけると助かります!

そんな煤竹からの一言。



初めまして。煤竹さこです。
今回、花愛からコラボの話を持ちかけられ、こうして姉妹コラボが実現しました。
出来るだけ夕鈴だったらこう、黎翔だったらこうだろうなと想像して書いてはいますが、私もふさふさと同じく一度読んだぐらいなので変なところがあったら大目に見ていただけると嬉しいです。



と、いうことです。ではどうぞ~ (*´-`*)



*現パロ *オリキャラ有 *年齢操作有

珀 黎翔 (高3 生徒会長兼理事長)
汀 夕鈴 (新入生 会計)
李順 (生徒会顧問)
柳 方淵 (高2 副会長)
氾 水月 (高2 書記)
明玉 (新入生 夕鈴幼馴染)
几鍔 (高2)
青慎 (小6)
王 (夕鈴担任)
マスター (喫茶店のマスター)

第二回 「あなたに拒否権はありません」 
 
 学校から少し歩いたところに、バイト予定の喫茶店はある。
 少し古めかしい、レンガで造られた壁の前には色とりどりの花が植えられている。
 中心部から少し離れている為か人通りはあまりないが、喫茶店目当てで来る人もいるようで、たくさんの人とすれ違うこともある。

 夕鈴がこの喫茶店をバイト先に選んだのには理由があった。家から近いこと。これは夕鈴にとって最重要項目であった。まだ幼い弟、青慎のことが心配なのだ。
 最初はそれだけの理由だったが、アルバイト募集の張り紙を見て中に入った夕鈴は一瞬にしてこの喫茶店の虜になってしまった。

 ドアを開けるとカララ~ンとドアベルの音が鳴る。

「こんにちは。今日はご挨拶をと思い寄らせていただきました」
「いらっしゃい、夕鈴さん」

 髭を生やし、清潔感のある衣服に身を包んだ、いかにもマスターといった出で立ちの男性が奥から出てくる。

「そうだ、ちょっといいかな?」

 マスターに促され、夕鈴は隅の席へと腰を下ろした。静かに流れてくるメロディーはゆったりとした曲調で、歌詞は理解できなかったが夕鈴は素敵な曲だと思った。
 店内は落ち着いた雰囲気で、芳醇なコーヒーの香りと甘い香りが鼻をくすぐる。

「夕鈴さん、入学おめでとう」

 コーヒーとフレンチトーストを乗せたお皿が夕鈴の前へと運ばれてくる。先ほどの甘い香りの正体はフレンチトーストのようだ。
 申し訳なさそうにする夕鈴に「お祝いだから」と言って優しく微笑むマスター。好意を無下にするわけにもいかず、夕鈴は甘えることにした――



 入学してから数日が経ち、クラスメイトとも打ち解け平穏な日々が続いていた。明玉以外にも友達は増えたが、お昼は明玉と中庭で食べることが多かった。
 お昼の話題と言えば、もっぱら明玉のイケメンウォッチングの話だったが、夕鈴はいつもそれを楽しそうに聞いていた。

「そういえば、生徒会の人が昼休憩に屋上にいるって噂を聞いたのよね」

 弁当を口に運びつつ、明玉が続ける。

「ねぇ、この後屋上行ってみない?」

 目を輝かせる明玉を見ていると、行かないという選択肢はないような気がしてくる。最後の一口を飲み込み、明玉へと視線を向ける。

「いいわよ」

テル挿絵



 重い鉄の扉を開けると春の暖かな日差しが二人を包み込む。辺りを見回してみたが生徒の姿はなく誰もいない屋上が広がっていた。

「誰もいないわね……」

 やはり噂は噂ということだろうか。残念そうにうつむく明玉を慰めていると校内放送が流れてきた。
 それを聞いて明玉が血相を変える。委員会の集まりがあることを忘れていたらしい。

「ごめん! 私ちょっと行って来るね!」

 慌てて出て行く明玉を見送って、夕鈴は屋上に一人佇む。時折吹く風に夕鈴の高い位置で結われた髪がサラリと流れる。

「今日は良い天気ね。洗濯物が良く乾きそう」

 空を見上げて伸びをする夕鈴の耳にどこからか話し声が聞こえてきた。
「誰かいるのかしら?」と声のする方を覗き込んでみるとそこには二人の男性の姿が。
 一人は生徒会長。入学式で挨拶をしていた珀 黎翔だ。もう一人は、長い髪を無造作に束ね、メガネをかけた男性。厳しいと噂の李順。

「ですから! 何度も申し上げておりますように、もう少し理事長としての自覚をお持ちになって下さい!」

 李順の話を聞き流すように黎翔は渡された書類で紙飛行機を折り始める。
(すごい場面に出くわしちゃったわね……。え、今理事長って!?)
 二人の会話を聞き、パニックになる夕鈴。聞き間違いでなければ、黎翔はこの学園の理事長ということになる。

「あれ? 君は……」

 いつの間にそばに来ていたのか黎翔の顔がすぐそばにある。あまりにも突然のことに思考がフリーズしてしまう夕鈴。

「面倒なことになりましたね……」

 ハァと深いため息を吐きながら、近付いてきた李順は眼鏡をクイッと押し上げ、鋭い眼光で夕鈴を睨め付けた。

「さっきの話、聞いてましたよね?」

 聞いてませんなんて嘘が通用するとは思えない。夕鈴はカタカタ震えながら頷くのが精一杯だった。

「ねぇ、李順。そういえば、生徒会って会計がいなかったよね?」

 黎翔の言葉に苦い顔をしながら「仕方ありませんね」と呟く李順。

「頼みがあるんだけど、もし良かったら会計やってくれない?」

 ニッコリと微笑み、生徒会へ入ることを勧めてくる黎翔。しかし、夕鈴にはバイトがあるためそんな暇はない。

「ごめんなさい。バイトがあるのでお断りします」
「ダメ……?」

 子犬のようにシュンとする黎翔に罪悪感を覚える。

「珀先ぱ――」
「まぁ、あなたに拒否権はないんですけどね?」

 言葉が遮られる。恐る恐る振り返ると、ニコニコと貼りついたような笑顔を浮かべた李順がこちらを見ていた。

「もちろん、このことは他言無用でお願いしますね」

 夕鈴は全てを諦め「はい」と答えるしかなかった。
(バイト、どうしよう……)
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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Re: タイフーンです(≧∇≦)様
いつもありがとうございます (*´-`*)そしてお疲れ様でした><

姉と妹もコメント見てます。
初めまして~ (*´-`*)よろしくお願いします。だそうです!

学園ものになりました!先生と生徒だと私が書きそうだからって、会長になりましたよ (*´-`*)
楽しんで頂けると嬉しいです。

白セーラー可愛いのに緑短パンなんですね><
確かに下にジャージの子よく見る気がしますね(´・ω・`;)
 


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