プリムラ
タイトルの花言葉(あなたなしでは生きられない)

SNSのキリリクのお話です(*^^*)
リクがほんわかなお話か、ものすっごく笑えるギャグ風味ってことだったので。

最初おまけで書いたけどあまりにアホすぎて恥ずかしくなってボツにした克右話とかあっなって思ったんですが、ものすっごく笑える?っていうのと何より私が恥ずかしいのでやっぱりやめて原作で考えました!

そして花言葉お題使用で(o^^o)

あ、ふと確認したら君をの本編1ヶ月以上放置してることに気づきまして、今続き書いてます。ちょっと私の中で目標できたのでそちらを頑張りたいと思います!まだ絵が終わってませんが同時進行で……^^;

花言葉お題アンケ
サギソウ:夢でもあなたを想う
アザミ:触れないで
ナズナ:あなたに私のすべてを捧げます
カタクリ:寂しさに耐える



「夕鈴、今日もお勉強?お疲れ様。でもせっかく本物の夫婦になったのだから私といる時は2人の時間を優先して欲しいものだな」
陛下のお渡りを待つ間にも勉強をしていると、急に耳元で囁かれ心臓が跳ねる。

「へ、陛下。びっくりさせないでください。心臓が止まったらどうするんですか」

陛下の顔がすぐそばにあり、羞恥を感じて思わず声を荒げてしまった。
「それは困るな。もう君のいない生活など考えられない」
妖艶に笑う陛下に身体を引き寄せられ、抱きしめられる。
(胸に顔をうずめている今なら言えそう)

「それは私も一緒です。貴方が居ない処では生きていけません。あなたに私のすべてを捧げます」
「夕鈴……」

そのまま赤い顔を隠す様に押し付けていると、ゆっくりと陛下の顔が近づいてくる――。



目を開けると見慣れた天井が目に入る。
寝台の上には自分しかいなく、陛下がいた形跡もない。暫くぼーっとしていたが段々と意識が覚醒してきた。

「夢ね……」
1人呟く。
(陛下は今、視察でいないんだったわ……。寂しさに耐えていたら、夢でもあなたを想うなんてね)
身体を起こし寝台に座っていると、女官に声をかけられた。

支度を済ませ老師の元に向かい、いつもの勉強が始まる。

合間の休憩に一緒にお茶を飲んでいると老師が、口を開いた。
「今日でもう1週間か……。今回の視察は大変そうじゃのう。お前さんも今回は置いていかれて寂しいじゃろう」
「そうですね。でもお仕事だから仕方ないので、大人しく待ってます。今のうちにしっかり勉強して、視察から帰った李順さんを驚かせますよ」

ぐっと両手の拳を握り意欲を見せると、老師に何とも言えない表情で見つめられる。
「お前さんも大変じゃの。それなら勉強の続きをしようかの」


それから更に1週間経っても音沙汰がない。

「陛下に会いたいな……」
思わず呟くと、窓の外から浩大の声が聞こえた。

「お妃ちゃん、陛下は数日中には帰るってさ。陛下からの伝言で、出迎えはしなくていいから後宮で待ちなさいってさ」
「浩大も久しぶりね。私はまだ下っ端妃だから、しょうがないわよね……。分かった、陛下のお渡りを待ってるわ」

なるべく明るい声で返事をした。




いつもの様に老師の所で勉強をしていると、老師がふと気付いた様に口を開いた。
「今日は視察から帰られるそうじゃが、ここで勉強していて良いのか?」

不思議そうに問われ、言葉に詰まる。

「……下っ端妃の私は、お出迎えも出来ないみたいです。だからもっと頑張って正妃を目指します!」

精一杯笑顔で答えると、老師は「そうか……」と呟きそれ以上何も言わなかった。


夜になり女官達に、いつもより念入りに支度をされる。陛下のお渡りの報せから間も無く陛下が訪れた。


「夕鈴!会いたかったよ」
久しぶりに見る陛下の顔にホッとするけど、今触れられるともう離れなれなくなりそうな気がしてくる。そのまま一直線に向かってくる陛下を避ける。

「触らないで!」
思わず口から出た言葉に自分でも驚いた。

「……夕鈴。どうしたの?暫く会ってなかったら嫌になった?」
一瞬止まった後、動揺を隠せない様子で質問される。

「そんなわけありません!ただ……」
話しながら少しずつ距離を取るが、その分距離を縮める陛下。

「ただ何?ちゃんと理由を教えてくれないと分からないよ」
「だって、今触れられたらもう離れられなくなりそうで……お迎えも出来なくて……」

陛下に突然抱きしめられ驚く。

「夕鈴、それは違うよ。今回の視察は本当に危険な所だったんだ。それでちょっとトラブルもあって長引いて、みんな疲れ切っていた。そこに君が現れてみんなの癒しになるのが嫌だったんだ。誤解させてごめん」

目の前には申し訳なさそうな子犬陛下。

「私の勘違いならもう良いです。でもお勉強を頑張って正妃を目指します!」
「僕のお嫁さんは頼もしいな。これからもよろしく。でも、その前に夕鈴不足を補わせてね」

返事をする前にそっと唇を塞がれた。

おわり
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