夕鈴成長記*番外編*〜休日デート〜
※こちらのシリーズは夕鈴を幼い内から近所のお兄さんである黎翔が仕込んでいくという、メチャクチャ設定のシリーズになります。それでも大丈夫な方はこのままお進みください。

〔現パロ〕〔年齢操作有〕〔ロリコン注意〕

黎兄ちゃんと夕鈴の休日ラブラブなお話

SNSの2000キリリクで書かせて頂いたssです。

設定

黎翔18歳(大1)
夕鈴11歳(小6)
几顎11歳(小6)家が雑貨屋



「夕鈴、次の日曜は久々にデートしようか」

久々の黎兄ちゃんからのデートのお誘いに、飛び上がるくらい嬉しかった。

――なのに何で今、私はこんな事言われてるんだろう。


***


「黎兄ちゃん、たまには学生っぽいデートしよう。ゲームセンターに行ったりとか」

2人で手を繋いで街に行き、ゲームセンターに入る。

「黎兄ちゃん、レースゲームしようよ」
「こういう所来たことないから、よくわからないけど……」
って言ってたのに。

「どうやっても黎兄ちゃんに勝てないよー」
「意外とコツを掴めば簡単だったね」
と、笑顔で言う黎兄ちゃん。

「黎兄ちゃんのけちっ!」
思わず頬を膨らませてしまう。

「ごめん夕鈴、折角のデートなんだから機嫌直して他のゲームしよう」
エアホッケーをしても、やっぱり負けて。

「初めて来たけど、結構楽しいね」
黎兄ちゃんは1人楽しそうだ。

(黎兄ちゃんが楽しそうなのはいいんだけど、私は楽しくないもん)

「夕鈴また怒った?どうしたら機嫌なおしてくれる?」
気遣って聞いてくれるのは嬉しいんだけど、意地悪したくなった。

「じゃああのUFOキャッチャーの大きいぬいぐるみが欲しい!あれ抱き枕にしたら夜寂しくないかなって」

言ったことは本心だったけど、取れるなんて思ってなかった。

「えっ何でこれが取れるの?!」

黎兄ちゃんは何度目かの挑戦で簡単に取ってしまった。

「ありがとう嬉しい」
満面の笑みでお礼を言うと、黎兄ちゃんは黙って頬にキスをしてくれる。

こんなとこで恥ずかしくて、顔が熱くなるのを感じる。けど嬉しい――。

お昼はハンバーガーを食べに行って、2人で初めての味を楽しむ。

「じゃあ今度は雑貨屋とか行ってみようか」

また手を繋いで今度は雑貨屋に。

「色々あるよねー、面白いものも可愛いものも」

店内をくまなく見て回ると、ある物が目に入る。

「黎兄ちゃん見て見て、ウサギと狼の抱き合ってるキーホルダー、バラバラになって一個ずつ持てるみたい。あれいいなー」
「それ抱き合ってるんじゃなくて、襲われてるんじゃない?」


「よう、お前らここで何してるんだ?」
不意に後ろから声をかけられる。

「几顎!お店に出てたんだ」
「休みの日は家の手伝いしないと煩いからな」

「几顎君その節はどうも――」
「俺は俺のやりたいようにやっただけの事だし、お礼を言われる筋合いはない」
二人共笑顔なのに、火花が見える気がする。

「それより几顎、6年生になってクラスが別れて、中々会えなくなったよね。ここで会うとは思わなかったけど」

少し話し込んでいると、黎兄ちゃんの姿がない。

「あれ、黎兄ちゃんは?」
「さっきまでここにいたのにな」

店内を見回して見つけたけど、知らない女の人と話ししてる。

(大人の綺麗な女の人。黎兄ちゃんに似合うのはやっぱりあんな人なんだろうな)
どうしていいか分からず、ただそこに立ち尽くし、2人を見ていると悲しくなってくる。

「夕鈴、おいで」
私に気づいた黎兄ちゃんが優しく呼んでくれて嬉しかった。




なのに、こんなこと言われるなんて――。

「珀君の妹さん?休みの日にも2人で出かけるなんて仲良いのね。だからいつも付き合い悪いのね。だめよ妹さんもブラコン卒業しないと彼氏できないわよー」

きっと何気なく言われた一言だけど、胸に刺さる。思わず逃げ出したくなったが、黎兄ちゃんに腕を掴まれ逃げられなかった。

「先輩、この子は妹じゃない。私の大事な女の子だからいじめないでくださいね」

笑顔だけど、ヒヤリとした空気を纏う姿にその先輩はそそくさと逃げるように帰って行った。

「夕鈴帰ろうか」
ただ無言で黎兄ちゃんの家まで帰る。
やっぱり妹にしか見えないんだとショックだった――。

「夕鈴、私は他の女には興味ないから大丈夫だよ。さっきのは一応大学の先輩だから話はしてたけどそんなに長く話す気もなかったよ」
そう言って、優しく頭を撫でてくれる。

「そうそうこれ狼と兎のキーホルダー買っといたよ。夕鈴が狼、私が兎を持って会えた日は一つにしてあげよう。襲われてるんじゃなくて抱き合ってるんだよね」

そんなこと言ってくれるなんて思いもしなかったし、嬉しくて涙が止まらない。

優しく涙を拭ってくれ、唇を塞がれた。

黎兄ちゃんと一緒にいれて幸せ――。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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