君を *未来編*
今日はご夫婦の日と言うことで、君をのカップルの未来編を書き書き(o^^o)

本編も早く更新しないとですね^^;

そして3つの恋のお題を使わせてもらいました(*^^*)

お題
泣いたり笑ったり/ただ傍に居てくれたらそれだけで良かった/しらじらと明けていく夜

黎翔 白陽グループ社長28歳
夕鈴 黎翔妻24歳 (結婚一年後)
李順 黎翔の秘書31歳
克右 運転手兼ボディーガード34歳
浩大 スパイ兼ボディーガード30歳
張元 珀家お抱え主治医



「最近夕鈴が元気がない気がするんだが、李順は何か知らないか?」
報告書に目を通しながら問いかける。
「最近会ってすら居ないのに、私が知っているわけがありませんよ。ご自身で聞いてみればいいことじゃないですか?それより仕事に集中してください。」
(夕鈴に聞いて素直に答えるならお前に聞いていない!)
軽く聞き流され、仕事を勧められて軽く苛立つ。

「少し休憩してくる」
そう言って席を立ちドアを開けると、李順のお小言が聞こえてくるが気にせず廊下に出た。

「浩大、近頃夕鈴の様子がおかしい。何かあったのか調べてくれ」
電話で用件を伝え切ろうとすると、「りょーかい」と軽い声が聞こえ終了してポケットに押し込んだ。
その足で喫煙室に向かい、煙草を取り出し紫煙をくゆらせる。
(夕鈴と出会ってからあまり吸わなくなってたんだが、あの心からの笑顔が見られないだけでこれか。近頃は作り笑いしか見ていないな……)
「ひとまず浩大の報告を待つか」
短くなった煙草を揉み消し、喫煙室を後にした――。


「おかえりなさいませ」
今日も夕鈴に作り笑いで出迎えられ、内心残念に思いながら抱き上げる。
(また軽くなった……)
「夕鈴、最近体調悪い?しんどかったら先に休んでていいよ」
抱き上げたまま部屋に向かいベッドに降ろすと、真っ赤な顔で縋り付かれ唇を塞がれた。
漸く唇を解放され抱き寄せ耳元で囁く。
「夕鈴から珍しいね。誘ってる?」
顔を隠す様に俯きがちに頷かれ、様子のおかしい夕鈴が気になりながらも誘いに乗った。



――数日後
仕事をしているとノックが聞こえ、返事もまたず室内に浩大が入ってくる。
「社長。この間の事だけどさ、簡単に言うと子供の事みたいだぜ。詳しくは本人に聞いてみればいいさ、早く話し合わないと思いつめてるぜ」
それだけ言い残し浩大は颯爽と去って行った。
「李順、今日の予定は全部キャンセルしろ!後は任せたぞ」
「社長いい加減にしてください。大事な予定が入ってるんですよ!」
急いでドアに向かうと後ろから李順の悲痛な叫びが聞こえてくる。
「私にとって一番大事なのは夕鈴だからな。こっちはお前に任せた」
そのまま駐車場に向かい、克右に車を回させて乗り込んだ。

「社長、なにか重大な事でもありました?」
「ああ、全力で自宅に向かえ!」
訳も分からず先を急ぐ克右を視界の端に映しながら、じっと前を見据える。


「夕鈴っ!」
部屋に飛び込むと、張元と話しをしていた夕鈴が目を見張り振り返るのが見えた。
「黎翔さん、どうしてここに……お仕事は?」
その顔は泣いていた様で涙の筋が残っていた。
「丁度良い所に帰ってこられましたな。お前さんはちゃんと自分の気持ちをぶつけた方がいいですぞ」
張元は夕鈴にそれだけ言い残し、部屋を出て行った。

「夕鈴。君が子供の事で思いつめてるって聞いて、急いで帰ってきたんだ」
乱れた呼吸を整えながらゆっくりと傍に行き、向かいの椅子に腰をおろした。
「夕鈴?」
黙って俯く夕鈴に優しく声をかけると、決心したように顔を上げる。
「黎翔さん、一緒に病院に行ってください!」
「病院って産婦人科?」
突然の提案で驚いたが、子供の事で悩んでるとすればそれしかないだろう事がうかがえた。

「いいよ、それで君がまた笑顔になってくれるなら」
「良かった……1年たっても出来ないから、気になってたんです。こういうのは夫婦で検査しないといけないって言うし、普通男の人は嫌がるかなって……」
語尾が小さくなっていき、俯いた夕鈴を膝上に乗せ視線を合わせる。
「悩んでたなら私に相談して欲しかったな。せっかく夫婦になったんだから、一緒に泣いたり笑ったり二人で相談して乗り越えていこう」
夕鈴の目からは涙が溢れだし、再び涙の筋になっていく。
「もし出来なくても別れるなんて言わないでね。結婚したのもただ君が傍に居てくれたらそれだけで良かったから」



「ご夫婦共、特に問題はありませんね。あまり気にしすぎるのも良くないので、まだ1年だし若いんだから自然に任せて様子をみましょう。こればかりは授かりものですからね」
「そうですか、ありがとうございました!」
一緒に結果を聞きに行くと、問題もなく安堵の表情を浮かべ病院を後にした。



――半年後。
「おめでとうございます妊娠8週ですよ」
その医者の言葉に、期待と不安を胸に結果を待っていた二人は顔を見合わせる。
「ありがとうございます!良かった……黎翔さんとの子がここにいるのね」
お腹を愛おしそうにさする夕鈴を抱きしめ、病院なのも忘れ二人で喜びを分かち合った。


おわり

しらじらと明けていく夜は話の全体のイメージで書いてますので単語は出てきません
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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タイフーンです(≧∇≦)様
こんばんは(o^^o)

コメントありがとうございます!

本編続きは書きかけで^^;
今お絵描きの方を先に終わらせようと思ってがんばってるとこです(>_<)

でも明日はプロポーズの日らしいので何かアップしようかなって思ってます!

あの親指姫、初デジ絵で線も汚いなーっておもったり\(^o^)/

早く更新出来るように頑張ります*\(^o^)/*
 


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