あの日の君は ~ハロウィン編~
またまたまたこんばんは (*´-`*)

私一人遅刻しました\(^o^)/
でも何とかかきあがりましたのでアップしますね!

これは本誌で萌え、私の大好きなアイドルグループの新曲「セクシーキャットの○○」←一応伏せました。
のMVに萌え書いたssになります。

本当は本編では夕がいなくなったのは10月初め頃ですので、ハロウィンまでいたらこうなってただろうなっていうif設定となりますのでよろしくお願いします


夕 (くノ一)
黎翔 (白陽 社長)
李順 (秘書)
浩大 (ボディーガード)
張元 (珀家相談役)



 珀家の一室では李順による夕への教育が為されていた。李順から課せられる課題を夕は難なくクリアしていき、元々の仕草も優雅だった事もあり立ち振る舞いは完璧になっていた。

「今日の所は終わりにしましょうか。後は言葉だけなんですけどね……」
「李順さんお疲れさまです」

 夕は言葉を遮るように優雅に微笑み告げると、李順は小さくため息をつく。元の時代の事を忘れていく気がして、言葉遣いだけは必要最低限の事しか覚えようとしなかった。

「では、私は仕事に戻りますので貴女はどうぞご自由に」

 忙しそうに出て行く李順をただ見つめ、ドアが閉められた事を確認してため息をつく。夕は懐から青慎の髪の入った壊紙を取り出すと大事そうにそっと握った。

「青慎元気にしてるかしら」

 夕はいつもの様に青慎に思いを馳せる。だが最近ではそれも変化が訪れ、度々黎翔の顔が浮かぶようになっていた。
 初めて会った頃は上辺だけの笑顔、優しさが見て取れたが、最近の黎翔は時折自然な笑顔を見せるようになっており、以前とのギャップに夕は時にトキメキを覚える。

「お世話になってる黎翔さんの為にも頑張らないと……」

 ボソリと一人呟くと突然ドアが勢いよく開かれた。視線を向けるとそこには張元が立っていて、興奮気味に声を張り上げ傍に寄ってくる。

「くノ一娘よ。よく言った! 主の為にという事ならばいい話があるぞ」
「何? どうすればいいの?」
「それはな……」

 突然入って来た張元に、夕は驚く事もなく冷静に問いかける。
 張元はニヤリと笑うと辺りを見回し、声をひそめボソボソと夕に説明を始めた。


 ハロウィンの夜。街にはコスプレした若者が溢れかえっており、黎翔は自宅へと向かう車の中でそれを眺め呆れ果てていた。

「今はあんなのが流行なのか? あんな格好で街を練り歩いて何が楽しいんだろうな」
「若者の間では流行ってるみたいですね。若い時だけじゃないですか? 楽しいのは」

 黎翔は玄関の前に止まった車から降りると、そこには張元だけが立っており、いつも出迎えに来る夕の姿はない。

「主よ、すぐにあの娘の部屋に向かってくだされ」
「何だ? 夕に何かあったのか?」

 意味深な顔の張元に、黎翔は心配になり部屋に向かって駆け出した。

「夕っ!!」

 ノックもせず勢いよくドアを開けると、そこにはノースリーブのファー付ワンピースに猫耳、尻尾、肉球付グローブをはめた夕がしゃがみこんでいた。

「その格好はどうしたんだ」
「にゃん?」

 夕は不思議そうに小首をかしげる。セクシーさと可愛さを併せ持つ夕に黎翔は動揺し、一旦落ち着こうとソファーに腰掛けた。すると夕は黎翔の膝に乗り、胸に顔をうずめるとスリスリと擦り寄る。
 その姿を見ていると押し倒してしまいそうで、直視できない黎翔は視線を天井に向けると一人納得したように呟いた。

「今日はハロウィンだからか」

 どうせこんな事を夕に吹き込んだのは張元だろうと思い、どうしてやろうかと考えているとふと視線を感じる。視界の端に黎翔を見つめる夕の姿がぼんやりと映っていた。
 今視線を合わせると理性が飛びそうで、黎翔は決して視線を合わせようとはしなかった。
 すると突然頬にふわふわの毛の感触があり、思わず夕に視線を向ける。やっと視線を向けた黎翔に夕は嬉しそうに微笑むと、次の瞬間には夕は柔らかいソファーに押し倒され真上には黎翔の顔があった。そして黎翔は問いかける。

「Trick or Treat」

 少し驚いた表情の夕は黎翔からその言葉を聞くと、ほっとした表情を見せ黎翔の頬をぺろりと舐める。
 その瞬間、黎翔は獲物に飛びかかる飢えた狼のような衝動に駆られ、夕の唇を塞いだ。最初は抵抗を見せた夕をしっかりと抱き込むと、隙間から舌を差し込み絡ませる。段々と夕の体から力が抜けていき、最後には全く抵抗を感じなくなった。
↓に続きます。

ここから先は二つ用意していますので、最初に思いついたノーマルバージョンはこのままお進みください。
折角のif話だからと書いた鍵付は↓へどうぞ (*´-`*)
              もう一つのif話
 それをいい事に夕の体に手を這わせていく。
 少ししてあまりに夕の反応がない事を不思議に思った黎翔が唇を離し顔を覗き込むと、そこには顔を赤く染めたまま気持ちよさそうに眠る夕の姿があった。

「何でこの状態で寝れるんだ……」

 がっくりと肩を落とした黎翔はドアの外に人の気配を感じ、そっと近付くと勢いよくドアを引いた。外でドアにもたれ聞き耳を立てていた張元が、突然体を預けていたドアが引かれバランスを崩しドサッと部屋に倒れこんできた。

「ぎゃっ」

 こけた事により痛む腰を擦りながら、張元が顔を上げるとそこには冷酷な視線で見下ろす黎翔の姿があった。

「おや主どうかしましたかな?」
「やはりお前の仕業か……では全て吐いてもらおうか」

 とぼけて何とかこの場をやり過ごそうとしたが、黎翔の様子から逃げられないと悟った張元は全て話す事にした。

「それで?」

 夕鈴をベッドに寝かせ別室に移動して、二人は向かい合って座ると怒りを露にした黎翔は説明を求める。

「ただわしはあの娘が主の為にと言っておったから、ハロウィンに仮装をしてそれになりきるんじゃと教えただけですじゃ。それで主を癒せると教えて……ただ緊張しているようなので少し酒を飲ませたのがいけなかった……」
「嘘はいけないな~じーちゃん」

 青ざめながら張元が説明していると、突然どこからかやってきた浩大が口を挟んだ。

「夕にハロウィンは女はあの衣装を着て、猫になりきる行事だと嘘教えて毎日猫になりきるように特訓させてたじゃん。それが主を一番癒せるって言ってさ。それにTrick or Treatの言葉が出たら主が最高に喜んでる証拠だから、猫らしく頬を舐めてやれって教えてたよな」

 楽しそうに説明する浩大の話を聞く限りでは、夕のあの行動は全て自分を喜ばせる為に頑張った結果だと知り、黎翔は自然に笑みを漏らす。

「珍しいね、主がそんな風に笑ってるの」
「あの娘のおかげじゃな。だからあの娘に主の傍にいて欲しくてじゃな」

 作り笑いを覚えてから黎翔は長い間自然に笑う事がなかった為、自分が笑えた事に戸惑いを見せるとそのままドアを開けて出て行った。

「くノ一ちゃんは凄えな。またあの顔が見れるなんてな。これから楽しくなりそうだ」

 部屋を出た黎翔は一目散に夕の眠る部屋へと向かった。起こさないように静かに部屋に入りベッドに近づくと、気持ち良さそうに眠る夕をそっと撫でる。

「帰したくないな。ずっとここに居て? 夕……」

 夕に囁くように一人呟くと軽く口付け、これからの事を考えながら静かに部屋を後にした。
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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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(非公開コメント受付中)

こんばんは(*^▽^*)
ハロウィンのお話が3つ・・・いや、4つ?読めて幸せですv
どれも設定が違ってそれぞれ面白かったです!
生徒会の2人のラブラブも、幼稚園児夕鈴の可愛らしさ(絵、すごく可愛いです)も、くノ一の猫ちゃん夕鈴の仕草も・・・。
どれも素敵でした( *´艸`)vV
かざね様
こんばんは~ (*´-`*)

コメントありがとうございます!
どれも面白いといって頂けて嬉しいですヽ( 'ω' )ノ

煤竹のおまけ絵も凄く可愛いですよね!
くノ一の猫の仕草は家の愛猫の仕草を参考にしました~♪
私は生徒会の二人の最後に黎翔が夕鈴からのお菓子をお皿に並べていくところに突っ込みました\(^o^)/
ハロウィンパーティーいえ〜い☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
たくさん読めて嬉しい!楽しい!!
全部楽しく読ませていただきました!!
保育園児設定のは光源氏計画か!!(´⊙ω⊙`)
くノ一夕が戻った世界でどう過ごしたのか気になるところです(o^^o)
生徒会長黎翔さんは安定の策士でしたね〜。
姉妹コラボいえ〜い(((o(*゚▽゚*)o)))♡
まんまるこ様
コメントありがとうございます(o^^o)
折角ハロウィンだったのでふさふさも誘って書いてたら、煤竹もネタが浮かんだからって書いてくれました!
保育園児は犯罪ですよね\(^o^)/
くノ一夕はその辺また書こうかなって思ってました〜。
生徒会の黎翔さんも相変わらずで楽しいですよね(*^o^*)
 


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