ひみつの生徒会 番外編4
こんにちは(*^o^*)
とりあえず先にこちらを持ってきました!
くノ一夕鈴は大分書けてるんですが、後編で終わらせたいのでもう少ししたら更新できるはずです(*^^*)





花愛花愛です (*´-`*)
とりあえずメガネの日に合わせて更新しました(o^^o)



ふさふさこんばんは、ふさふさです。






と、言うことです。ではどうぞ~(*´-`*)


*現パロ *オリキャラ有 *年齢操作有

珀 黎翔 (大1 前生徒会長兼理事長)
汀 夕鈴 (高2 会計)
李順 (生徒会顧問)
柳 方淵 (高3 現生徒会長)
氾 水月 (高3 副会長)
浩大(高2 書記)
明玉 (高2 夕鈴幼馴染)
几鍔 (高2)
青慎 (中1)
王 (夕鈴担任)
金 (英語の先生)
マスター (喫茶店のマスター)
周 栄仁(新入生)


第四回 「メガネの日」



 シーンと静まり返った部屋に響く着信音。夕鈴は突然の事に驚き、ただ携帯を握り締めていた。
 連絡がきて嬉しい反面、気まずくもあり、どうしようかと葛藤していると音が鳴り止む。

「切れちゃった……かけなおした方がいいかな」

 暫し携帯を眺めていると再び着信があり、夕鈴は意を決して通話ボタンを押した。

「もしもし。珀先輩ごめんなさい! この前は言いすぎました」
『うん。夕鈴、明日放課後迎えに行くから予定空けといて。また明日話そう――』

 夕鈴は電話に出るなり早口で捲し立てるが、黎翔は軽くいなすと一方的に予定を告げ電話を切る。

「え……何それ。私謝ったのに、珀先輩のばかっ!」

 携帯をベッドに投げ枕でバンバンと叩くが気は収まらない。今は何をしても集中出来なさそうなので、とりあえず寝ることにした。


「おはよう夕鈴。昨日はちゃんと話し合った?」
「おはよ……」

 翌朝いつもの様に登校していると、明玉の声が聞こえ振り返る。すると明玉は顔を見るなり驚きの表情を浮かべた。

「どうしたの? 酷い顔になってるわよ。やっぱりだめだったの?」
「昨日電話があって。謝ったんだけど、一方的に放課後に約束させられて切られたの。何の話だろうって悩んでたら寝れなくなっちゃって……」
「何よそれ、久々に連絡あったと思ったらそれなのね。放課後は直接会うんだし、ちゃんと話出来るわよ」

 明玉は話しながら段々下を向く夕鈴の肩に手を置き、優しく慰める。
 夕鈴はその言葉に力なく返事をすることしか出来なかった。明玉に促され教室へと向かうがその足取りは重い。

 放課後は何の話だろうと悶々としながら受ける授業は頭に入らず、あっという間に時間は過ぎていった。
 五時間目の体育の授業はバドミントンだったが、睡眠不足のせいかやけにふらつき体が思うように動かない。だが動いていないとまた余計な事を考えそうで、夕鈴は意地でも休もうとしなかった。
 授業の終わりを告げるチャイムが鳴ると、皆手際よく道具を片付けていき当番である明玉が道具を倉庫に運ぶ。

「これだけ片付けてくるからちょっと待ってて」
「うん」

 明玉がバドミントンの道具を片付けに行っている間にその場に座り込み、壁にもたれ掛っていると向こうから几鍔と浩大が歩いてくるのが見えた。
 明玉の姿も見え夕鈴はよろよろと立ち上がったが、突然視界が真っ白になり意識を失い倒れ込む夕鈴の体を几鍔が支える。

「おい、大丈夫か?」
「夕鈴! やっぱり見学させれば良かったわ」
「彼女ちゃんっ」


 額への冷たい感触にふと意識が浮上し、薄っすらと目を開ける。するとぼんやりと黎翔の顔が見え、久々に会えた嬉しさに夕鈴は笑顔になった。

「珀先輩……またあの時みたいに夢?」
「何のこと?」

 寝ぼけ眼で手を伸ばすと、黎翔は優しく手を握る。
(喧嘩中だったけど珀先輩優しい……やっぱり夢かな?)

「珀先輩、ごめんなさい……ただのヤキモチだったの。あの時言い過ぎたかなって後悔したけど連絡しにくくて……」
「うん、夕鈴のことだからそうかなって思ってたよ。私も連絡しなくてごめん。それより今日は素直で可愛いな」

 夢の中でしか素直になれない自分に自嘲しながら、夕鈴は目を閉じると黎翔が優しく頭を撫でる。
その感触に心地良さを感じ、夕鈴は黎翔の片手をギュッと握り頬に擦り付ける。すると頭を撫でていた手が止まり唇に柔らかいものが当たった。
 暫くボーっとしていたが覚えのあるその感触、温もりに気付くと一気に意識が浮上し目を開ける。
 目前には黎翔の顔があり、唇を塞がれていた事に動揺して夕鈴は暴れだした。

「夕鈴、まだしんどいでしょ。大人しくしてないと」
「珀先輩。夢じゃなかったの」
「うん、ずっと傍にいたよ」

 笑顔の黎翔を見ていると夕鈴はさっきまでの素直な自分が急に恥ずかしくなり、布団を被り羞恥に身悶える。
 黎翔はそんな夕鈴を見てクスリと笑い布団を剥がし、お姫様抱っこをする。

「珀先輩っ! 一人で歩けます降ろしてください。恥ずかしいです」
「まだ調子悪いだろう。全然力入ってないよ」

 再び近くなった黎翔から逃れようと、もがいてみるがびくともしない。逆にさっきから暴れていた為か、また眩暈がしてきた。
 夕鈴は抵抗を諦め静かに目を閉じると、一度黎翔の膝の上に降ろされる。こめかみに少しひんやりとした棒の感触があり、目を開けると眼鏡がかけられていた。

「恥ずかしいならそれかけてたらいいよ。送るから今日は家に帰ろう」

 黎翔は再び夕鈴を抱え歩き始めると心地良い振動が伝わり、夕鈴はまどろみの中に落ちていく。 そんな中かすかに学校の喧騒と共に女生徒の叫びも聞こえたが、もう何も考えられなかった――


 次に目が覚めると、自分のベッドの上に転がっていた。時計に目を向けると針は二十時を少し過ぎた所を指している。 ゆっくりと体を起こすと大分体が楽になっていて、水を飲もうと立ち上がると机の上に何か置いてある事に気付いた。そこには瓶底メガネと手紙が置いてある。

「何で瓶底メガネ?」

 不思議に思いながら手紙に目を通す。
『夕鈴ごめん、ちょっと急な用ができたから帰るよ。この瓶底メガネはプレゼント、夕鈴の可愛さを隠す為の物だからかけるように。暫くは周みたいなのは出ないはずだけど、心配だから何かあったら私を頼る様に! 妬いてる夕鈴も可愛かったよ。  黎翔』

「もう、こんなメガネ恥ずかしくてかけれる訳ないのに……でも心配してくれてたのは嬉しい」

 夕鈴はメガネと手紙を胸に抱きしめ、今は忙しいかもしれないと思いメッセージを送ることにした。
 『珀先輩今日はありがとうございました! 今回は心配掛けてごめんなさい。今度からちゃんと相談します。珀先輩は忙しいでしょうけど、体調管理はしっかりして体に気をつけてくださいね! おやすみなさい』

 メっセージを送ると心配する青慎を押し切り、少し家事を済ませてから早めに寝る事にした。気付けば黎翔からメッセージが来ており開いてみると『明日から暫く面白い事になると思うから、頑張って。 おやすみ』と、そっけない返事が帰ってきた。

「何の事かしら……」

 そっけないのはいつもの事だが、内容の意味が分からず不思議に思うが薬が効いてきたらしく睡魔に襲われてきてそのまま眠りについた。



 翌日すっかり体調の良くなった夕鈴は、いつも通りお弁当を作り登校する。しかし、いつもと違いやけに視線を感じる気がして一人首を傾げていた。

「夕鈴おはよう! 今日はもう良いの?」
「うん、ごめん心配掛けて。もう元気になったから大丈夫だよ! それより今日はやけに人の視線を感じるんだけど何かしたかな?」
「あら、覚えてないのね。昨日珀先輩は本当に夕鈴を愛おしそうに大事に運んでたから、あんなイケメンにあそこまで愛されるあの子はどういう人って話になったの! その時の写メあるけど見る?」

 夕鈴は頷くと、明玉から見せられた写メを見て固まる。そこには体操服姿に瓶底メガネをかけふざけた格好にしか見えない自分がいたからだった。

「まあ、そういう訳だから暫くは諦めなさいよ」
「何よこれ――――っ」

 叫ぶ夕鈴を浩大は少し離れた所から観察し、黎翔にメールを送る。
 一人家で仕事をしていた黎翔はそのメールを見ると、ニヤリとほくそ笑んだ。

「本当は違う使い方する予定だったけど、上手く罰を与えられたな。周が紹介した男達も牽制しておいたし、とりあえずは終わりだな」


 後日。夕鈴に手を出したらヤ○○が出るという噂が本人の耳にも入り、夕鈴は再び叫ぶ事になった――

おわり
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(非公開コメント受付中)

お仕置きが面白すぎるよ、黎翔さん!
ビン底メガネで可笑しな格好の夕鈴を愛おしそうに運ぶって…黎翔さんも可笑しな人ですよ?
メールも電話も素っ気ないなんて、いぢわる!!
こうして夕鈴はいつも翻弄されるんですね?

仲直りしてよかった!
でも、もっと大げんかしてもいいのよ?←
まんまるこ様
コメントありがとうございます (*´-`*)

確かに黎翔さんもおかしな人ですね!
ついすぐに仲直りさせてしまって(´・ω・`;)

次は頑張ります!
 


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